女性器の「再生医療」に成功

女性器の一部である膣を、女性が元から持っている細胞から人工的に作り出し、膣の欠損がある人に移植する治療が成功。新たな女性器の「再生医療」として注目されそうだ。メキシコのフェデリコ・ゴメス小児病院の組織工学研究グループ、米国の研究グループが有力医学誌ランセット誌2014年7月26日号で報告したものだ。

女性器の一部である膣を、女性が元から持っている細胞から人工的に作り出し、膣の欠損がある人に移植する治療が成功。新たな女性器の「再生医療」として注目されそうだ。メキシコのフェデリコ・ゴメス小児病院の組織工学研究グループ、米国の研究グループが有力医学誌ランセット誌2014年7月26日号で報告したものだ。

膣の欠損がある女性に福音

先天性異常や傷害、がんなどの病気を原因として、膣が欠損してしまうケースは決して珍しくはない。従来、膣以外の組織を使って、人工的に膣状の構造を作り出す治療はあったが、治療後の問題が起きやすいのが課題だった。研究グループは、生まれつき膣がうまく作られない「ロキタンスキー症候群」で3年間以上通院していた13歳から18歳までの4人を対象として人工的に膣を作り出して移植する治療を実施した。女性自身の外陰部の細胞を使って培養し、膣の形を工学的に作成。インキュベータで構築、成熟させた。その後、手術によって体内に移植した。治療後、8年間にわたって治療の成績を見たところ、膣の器官が構造的に正常を保っていると確認。良好に機能すると認められた。

新たな技術は、今後、膣の再建治療の福音となると見られる。

文献情報

Raya-Rivera AM et al.Tissue-engineered autologous vaginal organs in patients: a pilot cohort study. Lancet. 2014;384:329-36.

Lancet. 2014 Jul 26;384(9940):329-36. doi: 10.1016/S0140-6736(14)60542-0. Epub 2014 Apr 10. Research Support, Non-U.S. Gov't

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